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「わったん基金」


2004年7月2日(金)
イラク派兵違憲訴訟・第1回裁判の後
東京地裁前にて


渡辺修孝さんの裁判を支える会(「わったん」基金)へのご賛同とカンパのお願い

 5月24日、外務省邦人保護課は、渡辺修孝さんに対し今回の「拉致・拘束」に関して下記のような請求をしてきました。
  
 ●バグダッド―アンマン間の航空運賃165ドル
 ●帰国時のアエロフロート代金の不足分50ドル
  総計215ドルを至急支払え。

 言うまでもなく、この「拉致・拘束」事件に関する費用の請求は、政府の「自己責任論」にもとづく前例のない、不当な請求であることは明らかです。外務省のこの請求に対して渡辺修孝さんは、直ちにこの不当な請求を拒否すること、政府の支払い要求に対しては、国を相手に提訴して闘うことを通告しました。
 そして、6月8日、渡辺修孝さんは、ついに国・外務省を相手取って東京地裁に提訴しました。その内容は、訴状によれば次のようになっています。

1、被告は「イラクにおける人道復興支援活動及び安全確保支援活動の実施に関する特別措置法」により自衛隊をイラクおよびその周辺地域並びに周辺海域に派遣してはならない。

2、被告は原告に対し金500万円及び本訴状送達の日の翌日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。

3、原告の被告に対する、金2万3566円の債務の存在しないことを確認する。

 つまり、この訴えは、外務省への「債務不履行」を確認すること、「イラクでの拉致・拘束事件は、自衛隊の派兵によってひきおこされたのでその精神的苦痛」の賠償を求めること、そして違憲の自衛隊イラク派兵の差し止めを求めること、この3点の内容になっています。
 3点目の自衛隊イラク派兵の差し止め訴訟は、現在東京地裁で「本人訴訟」を中心に大規模に争われているイラク自衛隊派兵違憲訴訟と行動をともにしていますが、他の内容は、渡辺修孝さん独自の裁判になります。
 おそらく、この渡辺修孝さんの裁判は、長期の裁判になることも考えられます。
 そこで私どもは、この渡辺修孝さんの支払い拒否、賠償請求などの提訴を支持し、裁判を支援してくださることを皆さまにお願いしたいと思います。
 そして、この裁判とともに現在、渡辺修孝さんは、イラク戦争と米軍占領の実態、自衛隊イラク派兵の実態を伝えるために全国の数々の集会に参加する予定でいます。
 私どもは、これら渡辺修孝さんの裁判と活動を支えるためにも、ぜひとも皆さま方に「わったん基金」(渡辺修孝支援基金)へのご賛同をお願いしたいと思っています。
 「拉致・拘束」事件の被害者でありながら、いや「被害者」だったからこそ、イラクと日本を結ぶ友好の架け橋になろうとする渡辺修孝さんの今後の長期の活動を支えるために、どうぞ多くのカンパを寄せていただくことをお願い致します。

2004年6月20日 

●「渡辺修孝さんの裁判を支える会」(わったん基金)発起人
 いいだもも(評論家)、大野和興(農業ジャーナリスト)、小西誠(「米兵・自衛官人権ホットライン」事務局長)、坂手洋二(演出家)

●連絡先 165-0034 東京都中野区大和町1−12−10 社会批評社気付
 「わったん基金」 電話 03-3310-0681 ファクス 03-3310-6561

●振込先 郵便振替 00180−2−463285 振替名義「わったん基金」


渡辺修孝 / 社会批評社 / 1.600円+税
『戦場イラクからのメール ― レジスタンスに「誘拐」された三日間』

http://product.esbooks.yahoo.co.jp/product/keyword/keyword?accd=31379948


渡邉修孝 / 社会批評社 / 2.000円+税
『戦場が培った非戦 ― イラク「人質」渡邉修孝のたたかい』


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